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【弱視者向け】スマートフォンの選び方、iPhoneとAndroidの端末の補助機能を比較

更新日:

こんにちは、ヤゲットです。

今や視覚障害にとって欠かせない存在とも言えるスマートフォンやタブレット

様々なセミナー等でも使い方が紹介されていて、聞いたこともある人も多いのではないでしょうか。

しかし、そのようなセミナーでは揃ってiPhoneやiPadの使い方を紹介しているかと思います。

私自身、色々な端末を試してみることが好きですが、そのような紹介の仕方に疑問を感じています。

今回は視覚障害者という観点で比較してみます。

私自身はどちらもiPhone、Android端末も使用したことがあり、現在はAndroid端末であるSony製のXperiaを使用してます。

 

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画面拡大機能

初期設定は必要ですが、iPhone、Android端末どちらにも搭載されています。

iPhoneやiPadは三本指でダブルタップで画面の拡大機能オン

Androidは一本指でトリプルタップで拡大機能がオンになります。

寒い日に操作しようとすると、トリプルタップはやりづらいです。

しかし、画面の小さいiPhoneでは三本指での操作はやりづらいと感じました。

 

また、iPhoneやiPadは拡大率は基本変わらず、スリープ状態の時やアプリを切り替えた時も同じ拡大率を維持するのに対して、

Androidではアプリ切り替えやスリープ時にはズーム機能は解除されます。

正眼者と端末を共有する時などは特にこの部分は使いづらいと感じます。ズーム機能のオン・オフの操作なんて普通知りませんしね。

Androidは必要な時に拡大をするというイメージで使いやすく感じます。

例えば拡大した状態でカメラを利用しようとしたときなどは特にそう感じます。

 

画面読み上げ機能(TTS)機能

スマートフォンには画面読み上げ機能が大きく2種類存在します。

iPhoneで言う、VoiceOverとスピーチ機能です。

VoiceOverは、スマホ操作を音声だけで実現しようとするもので、操作系が大きく変わります。(そのため、初めて設定する時は操作説明などを見ながら行いましょう)

そのため、ある程度画面のレイアウトが見える人はVoiceOverの操作系はわずらわしく感じるかもしれません。

ちなみに、この機能はAndroidだとTalkBackという機能です。

ほぼ同じ機能ですが、上述のように私はスマホのレイアウトをなんとなく見て利用しているため、この機能は使っていません。

 

次に、iPhoneで言うところのスピーチ機能です。

こちらは画面の必要な部分だけを読み上げしてくれる機能です。

Androidでは音声補助という名前になっています。

どちらも初期設定ではオフなのでオンにする必要があります。

 

iPhoneやiPadでは、

・読みたいコンテンツを表示させた状態で画面をロングタップ、

・読ませたい部分を選択して読み上げ開始ボタンをタップ

または、

・画面上部を二本指でスワイプ

で画面全体を読み上げ開始します。

 

Android系端末では、

・音声補助ボタンをタップ

・読ませたい場所をドラッグまたはタップ

または、

・音声再生ボタンをタップ(画面全体を読み上げ)

 

ひと昔前はAndroidにこの機能はなかったような気がしますが、こちらが非常に便利です。

慣れていないせいもあるかもしれませんが、iPhoneやiPadでは読ませたい場所を選択するというのが結構難しく感じます。

Androidではドラッグして選択するだけで音声読み上げを開始してくれ、ドラッグの仕方もアバウトでいいのでかなり楽だと感じます。

 

ただし、AmazonのKindleは読み上げ機能に対応している話を聴いて読み上げをさせようと思ったのですが、Androidの音声補助では読み上げはできませんでした。

スピーチ機能ではできるようなので、電子書籍などではiPhoneなどの方が使い勝手がよさそうです。

 

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音声アシスト機能(Siriなど)

Siriが便利という講座を聞いたことある方も多いかもしれません。

しかし、こちらもAndroidのGoogleアシスタントという機能で実現されています。

私は、電話をかけるときやナビの時に使いますが、Siriとできることはあまり変わらないと思います。

 

Siriと大きく違う点は、Googleアシスタントでは操作できるアプリがわかりにくいという点はあるかもしれません。

メールを打つなどの機能は使ったことがありません。

最近はラインなどが主流でメールはそもそもやらなくなりましたが……

 

まとめ

この他にも画面の基本文字を大きくしたり、アニメーションを減らして見やすくしたりなどの設定ができます。

iPhone系・Android系どちらもできることというのは視覚障害者向け機能で見ても大差はないです。

しかし、この記事の比較でも分かるように操作の仕方や細かい部分は違います。

店頭のデモ機でも設定を少しいじれば音声読み上げ機能やズーム機能を試すことができるので試しに使ってみてどちらが使いやすいかを実際に確認してみるのがいいと思います。

 

詳しい設定方法などは後ほど書いていこうと思います。

この記事で、少しでも選択肢が広がれば幸いです。

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