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弱視者が障碍者手帳を持つメリット・デメリットを紹介 | 視覚障がい者エンジニアの日常

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弱視者が障碍者手帳を持つメリット・デメリットを紹介

更新日:

弱視の視覚障害である私は障害者手帳2級を所持しています。

今回はそんな私の事例から、弱視者が障碍者手帳を持つメリット・デメリットについて紹介します。

障碍者手帳の画像

障碍者手帳

 

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Contents

デメリットは精神的なものだけ

私は、小学校6年の時に視覚障害になりました。

その時の医師の勧めで障碍者手帳を取得しました。

しかし、当時はとても恥ずかしいもので、他人に知られたくないという気持ちだったのを覚えています。

拡大読書器が当時もとても高価だったので、補助を受けるために取得しましたが、それ意外の場所では所持すらしていなかったです。

手帳のメリット受けるようになったのは、大学生くらいからで金銭面で優遇があると知ったためです。

それまでは、押入れの奥底に眠っていました。

 

私のように、とりあえず、取得しておいてメリットや各種制度を使いたくなった時だけ所持すれば良いと思います。

逆に所持・提示しなければこの記事のメリットは何もうけられません。

 

各種手当金や税金の控除

障害年金は厳密には違いますが、障害年金で月7万円ほど頂いています。

また、地方自治体によってですが、私の住む自治体ではそれとは別に月1万円ほどの手当をもらえます。

その他二十歳未満では福祉手当、

子供がいる場合では、障害年金の子どもがいることによる加算など直接金銭面での手当をもらうことができます。

 

また、税金面の優遇も大きく、所得税や住民税の減免などもあります。

また、自動車税の減免なども受けられる場合があります。

 

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医療費補助

自治体によってい名称が違うようですが、医療費を補助してくれる制度があります。

障碍者手帳2級の私の場合だと、医療費が全額補助されます。

 

風邪や歯医者などの医療費も補助してもらえるので、とても助かっています。

通院費や薬代など3割負担でも複数回行くと結構な額になりますしね。

通常の健康保険がきく範囲内なら補助を受けることができます。

県外の医療機関に通った場合は、領収書を役所に持っていくことで返金を受けることができます。

 

各種運賃の割引・補助

バス料金は、手帳を見せることで半額になります。

また、同伴者がいる場合は介助者として同伴者も半額になります。

 

電車料金は、少し複雑で、

・同伴者がいる場合は2名分半額(2人で1人分の運賃)

・一人の場合は、100km以上の区間を乗った時のみ半額

となります。

 

また、タクシーは運賃を1割引きで乗ることができます。

飛行機も割引があるようですが、パック料金と同時摘要ができないので使ったことがありません。

 

また、自治体によっては市営バスや地下鉄などの無料乗車券をもらえる所もあります。

、東京都だと都営地下鉄や都営バスなどの無料券をもらえますね。

 

その他、タクシー券ももらえる自治体も多いです。

都内だと年間4万円ほどもらえるのでかなり重宝しています。

 

自動車免許が視力的に取れないかわりに、こういった福祉サービスを利用してお得に生活をすることができます。

 

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視覚補助具の購入補助

拡大読書器の場合だと、19.8万円まで1割の補助で購入することができます。

24.8万円の機器だと、1.98万円+5万円=6.98万円といった具合です。

拡大読書器などは特に高いので、とても助かっています。

また、再購入の場合は前回購入から7,8年ほど間を空ける必要があります。

 

その他パソコンの補助ソフトや白杖などの日常生活用具の購入補助もあります。

自治体によって運営方針が微妙に違うので、詳しくは役所の窓口に聞かれるといいと思います。

 

各種施設の入園・入館割引

多くの施設で障害者手帳を提示すると、割引料金で入園・入館することができます。

同伴者も割引になるので、友人や恋人とでかける時に特に便利でした。

 

USJなどの遊園地施設も割引になります。

ただし、ディズニーランドなど割引にならない施設もあります。

 

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就職活動でも有利になる場合がある

企業は法律で障害者を2%程度雇用しないといけないことになっています。

違反しても大した罰金にはなりませんが、大企業はダイバーシティなどの企業活動の一貫で積極的に雇用しようとしています。

企業によっては障碍者専用の募集もあったりするので、そういったチャンスを積極的に活用することで就職活動がしやすくなる場合があります。

 

認可保育園に入りやすくなる

都内など都市圏では、子供の保育園問題がよく取り上げられていると思います。

認可保育園では、共働きが前提となっていますが、私の住んでいる自治体では障害者側は働いている必要はなく、さらに加点を受けることができました。

それに加え、同じ点数の時も他の家庭より優先順位が高くなり、希望の認可保育園に入ることができました。

 

まとめ:メリットを受けるかはあなた次第

このように制度的なメリットは多くあります。

しかし、これらは希望して手続きを行わなければ全て受けることができません。

制度の申し込みも少々面倒なものも多いです。

 

しかし、障害者手帳を取得し、手続きをすれば、この記事で上げたようにかなり多くのメリットを受けることができます。

生活の不便を少しでも楽にするためにも積極的に制度を活用していきましょう

また、ここでは制度の大枠だけお伝えしましたが、別な機会に詳細なども書いていければと思っています。

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