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こんにちは、ヤゲットです。
私は、大学院を出た後就職活動を行い、現在の会社に就職しました。
現在は、比較的売りて市場で、障害者も入社しやすい社会になってきました。
しかし、視覚障害・大学院卒の就職活動というとあまりインターネット上にノウハウがなかったのでここに記したいと思います。
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Contents
まず自己分析をしよう
障害云々関係なく、どこに行っても口を酸っぱくして言われますが、一番重要な点だと思います。
健常者学生の自己分析は、
・これまでに力を入れてきたこと、その成果
・これから社会に貢献していきたい事、その手段
・5年後、10年後のキャリアプラン
・興味のある業種・業界、上記を踏まえてどう働いていくか
などをきっちり言えれば十分だと思います。
障害者学生も上記のような自己分析は必要でしょう。
しかし、上記だけでは足りません。
なぜなら、企業側が、あなたがその会社でどう働いていくかを想像できないからです。
特に障害者採用の実績が少ない会社ほどその傾向にあります。前例がないので、どういう支援をすればどういう活躍ができるのか。ということをイメージできないんです。
いくらあなたに能力があって、熱意があっても上記の問題をクリアできないと採用には至らないでしょう。
では、どのようなアプローチが良いでしょうか。
それは、あなたが健常者と比較しても同等以上に活躍できたことをアピールするのです。
アルバイトで○○の成果を上げたや部活の大会で○○の賞を取ったなど、健常者学生ではアピールポイントになると思います。
しかし、障害学生の場合、それが健常者と比べてどのくらいの事なのかを比べられてしまうのです。
私の場合、大学院でAI関係の研究をしていたこともあり、AI関係の課題解決能力や開発能力をアピールしました。
流行りの分野ということもあり、面接官の食いつきもかなりよかったです。
そこで、障害者採用というプロセスでも、仕事をできるかという部分しか見られていないということに気づいたのです。
私は、学部の時にも就職活動をして苦い経験をしました。
その時のマインドは、他の障害学生より優秀だ、目の悪い割りにちゃんと勉学していたぞ。ということをアピールしていました。
そういう考え方自体が間違えだったのです。
障害者採用面接の他の学生の話も色々聴きましたが、以前の私のようなマインドで就職活動をしている学生がとても多いと感じました。
就職活動サイトやエントリー方法
私が登録していたのは、
・マイナビ
・リクナビ
・アカリク(大学院生対象の就職活動サイト)
・サーナ(障害者向け就職活動サイト)
・クローバー(障害者向け就職活動サイト)
に登録していました。
アカリクに登録している会社は、比較的小規模の会社が多いせいか、障害学生でも気にせず同じように採用ステップを行うという会社が特に多い印象でした。
それが良いのか悪いのかは感じ方次第ですが、そういう環境が好きな方にはとてもチャレンジしがいがある所だと思います。
元々ベンチャー気質な方に相性の良いサイトです。
サーナやクローバーは合同面接には何度か足を運びました。
一気に複数の会社の面接官と話すことができ、面接の練習にはとても良かったと思います。
しかし、一番力を入れたのはその後です。
自分が興味のある業種・業界で障害者採用を行っている会社をGoogleからかたっぱしから調べてエントリーを行いました。
障害者採用を行っていても、企業のページから直接エントリーしないといけない会社や、サーナなどに登録していない企業も意外に多かったです。
また、「障害者採用」という名前でなく、通常のエントリーから行い、その中で障害の有無を申告する会社も多かったです。
一見わかりにくいですが、ダイバーシティの取り組みなどのページを見ればその会社の方針を知ることができます。
この作業がかなり面倒でしたが、企業勉強という意味でもよかったと思います。
また、比較的健常者と同じような仕事を任せてくれる会社はこういうタイプが多いと印象です。
給与水準も健常者と同じような扱いをしてくれるという意味でもこのやり方は良いと思います。
私が内定を頂いた会社は、サーナに登録はしていましたが、公式ページからエントリーしてね。という企業でした。
さらに入社した企業は、障害を申告していたにも関わらず最終面接で障害者採用プロセスに切り替わるという選考の方法をとっていました。
「健常者と同じ仕事ができるか」という点に着目しているという意味だと感じています。
実際に、機器などの支援はしてくれますが、健常者と全く同じ仕事を任されています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事の内容を踏まえるだけで、就職活動はかなり楽になると思います。
そして、一番大事な事をお伝えします。
今までの自分に自信を持ちましょう
少し大げさでもいいので、自信を持って面接などに臨みましょう。
障害というのはただの個性でしかないのです。
障害をアピールするのは鼻が高いとか眼が大きいとかをアピールしているのとあまり変わらないと私は思います。
そして、もう一つ。
就職活動はものすごく時間がかかります。
周囲の方に協力してもらえるならしてもらいましょう。
就活に時間がかかるのは障害があるせいでなく、皆時間がかかります。
むしろ、時間をかけて、なるべく多くの企業を見ましょう。
色々な企業文化に触れることは障害の有無に関係なく大切なことだと思います。
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