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視覚障害者が特別措置申請をするためのテンプレート(大学編)

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今回は大学や大学院などでの視覚障害者が特別措置の申請をするために注意しておくことを書いていきます。

小学校・中学校・高校などの話は前回記事に書いています。

高校などと違い、関わる人も多く、移動も多いので大変になってくると思います。

 

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Contents

受験時に行う申請

特別措置申請の締め切りに注意

大学の入試試験の特別措置申請の締め切りは早いところが多いです。

普通の受験生の2か月程度は早めに動くことを意識しましょう。

また、できれば事前に障害者の受け入れ実績があるかなども相談しておきましょう。

大学側に受け入れの前例があるかないかで今後の手続きのスムーズさが大幅に変わります。

特別措置申請のポイント

ほとんどの大学が入学後のことについての内容まで書いてくれと言ってくると思います。

受験生にとってはそこまで書く余裕がなくてかなりきついと思います。

そこで、ここでは要点を抜粋しておきます。ぬけがないようにしておきましょう。

・拡大読書器などの視覚補助具の持ち込み・保管場所の確保

・大学で使用するパソコンへの補助ソフトのインストール・保管場所の確保

・テストにおいての時間延長などの配慮

・講義で使うスライドを、プリントまたはデータでもらえるようにする

・掲示板などの情報の電子化または、メールで教えてもらえるようにする

・障害者支援の担当者の部署を決めてもらうなど、担当者を明確にしてもらう

・入学後の教室移動などの導線の確認

 

このあたりは必須ではないでしょうか。

障碍者支援の担当者を決めてもらうというのは、特に大事です。

何かトラブルが起きた時に色々な部署をたらいまわしにさせられる可能性があるからです。

といっても、担当者を決めてもらっていても数年後に担当者が移動し、引継ぎがされなかったためたらいまわしにされたという経験もあります。

事前にこの申請をしていなかったらどれだけ大変だったか…

 

また、入学後の導線の確認というのも大事です。

合格したら入学前に一度面談する機会を作ってもらいましょう。

そこで、実際に大学を歩いてみて不安なことがあったら相談できるようにします。

 

毎年面談を申し込もう

年度の変わり目には、一度担当者と面談をしてもらう機会を作ってもらいましょう。

本当に何も話すことがなかったら作らなくても良いですが、担当者の変更や大学のシステムの変更、工事の情報や新建物ができるなど年度の変わり目に変化することは意外に多いです。

 

また、新しく必要になった物品などを購入してもらえる可能性もあります。

年度が変わることで講義内容も変わる可能性もあるので、そのあたりも確認しておきましょう。

 

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まとめ

大学を受験するにあたり、必要と思われることをざっと書きました。

この申請を行う時期は、受験生にとって特に忙しい時期だと思います。

要点だけ書いて、詳しくは入学が決まってからじっくり考えるでもいいと思います。

そのための手助けになれば幸いです。

 

また、別な記事で私が受けた特別措置の事例を書いていきたいと思います。

 

 

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