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視覚障がい者エンジニアの日常

視覚障がい・弱視

弱視・中心暗点の見え方・伝え方

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弱視やロービジョン、視野障害や色覚以上など視覚障害には様々な分類があります。

私は、中途障害で小学校6年の時に視力が低下しましたので、よくわかりますが、見えていると見えない人の状態って全く分かりません。

そこで、今回は私が普段どのように見え方を周囲の人間に伝えているかを書いていきます。

 

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Contents

レーベル病と現在の状態

私はレーベル遺伝性視神経疾患(レーベル病)という病気です。

この病気は、視野の中心部分が見えなくなるという中心暗点という状態になります。

人間の視力は、視野の中心部分につれて良いらしく、中心部分が見えないとかなり視力が落ちます。

そのため、私は視力は左右とも0.03ほどしかありません。

中心部分が見えないため、目線をずらしながら物を見ています。

しかし、周辺視野だけで物を見ようとしても輪郭程度しか認識できません。

また、周辺視野は見えており、物の輪郭はわかるため、歩行にはそこまで苦労していません。

しかし、階段やわかりづらい障害物など気付かないこともあります。

そのような状態のため、普段は白杖をあまり仕様していません。

 

よく聞かれる質問とその回答例

眼鏡かければ?

視神経の疾患で視野が欠落しているため、眼鏡で矯正することができないのです。

眼鏡は、ずれている焦点を合わせる道具で、視野がないところに映像を作ることはできません。

 

点字読めるの?

中途で障害になり、その後も普通校に通っていたため、点字を覚える機会がありませんでした。

そのため、点字は全く使えません。

 

使えた方が便利なのはわかるのですが、通常の文字を拡大すれば読めるので、現在のところ必要性も感じていません。

最近のIT機器も便利になりましたしね。

 

普通に歩いてるけど、本当に目悪いの?

前述したように周辺視野が見えていると、周辺に何があるかなどの輪郭はある程度はわかります。

そのため、普通に歩いているように見えます。

しかし、文字情報や細かい動きなどは把握できないため、全く普通というわけにはいきませんね。

本当は白杖を持っていた方がいいのでしょうが、片手がふさがるのが苦手っていうのもあります。

 

白杖ってなんで持ってるの?

社内など人が多い場所、見知らぬ駅などでは白杖を持つようにしています。

歩くための道具というよりは、周囲の人間に知らせるために持っています。

初めて行く場所は特に、看板など色々なところを探りながら歩く感じになるので、持っていないと挙動不審に見えると思います。

 

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結局どんな感じに見えてるの?

私は特に見え方や病気のことなどを聞かれても全く抵抗はないです。

むしろ、興味を持ってくれている人がいるのね。と感じるくらいになりました。

そういう感じでいると色々と上記みたいな質問をされた後に、結局どんな風に見えてるの?と聞かれることがあります。

 

インターネットで調べると、中心部分が黒い写真やドーナッツみたいな感じとか色々出てきます。

同じ視野障害でも見え方は千差万別あるらしいので、そういう方もいるのでしょう。

私は、そういうのを見るたびになんか違うなーと思っていました。

そこで、写真を加工して作ってみました。

中心暗点の見え方

中心暗点の見え方

 

作っておいてなんですが、これで再現率60%くらいです。

しかし、真ん中を黒く塗りつぶした写真よりは見えづらいというイメージがわかると思います。

 

面接などでもこの画像は使いました。

やはりなんとなくのものでも画像があるとイメージはつきやすいようですね。

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